問題点

v0.0.5現在リリースしているDLLはVCRUNTIME140.dllおよびMSVCP140.dllを動的リンクしているが、これらはVC++再配布ランタイムパッケージをインストールしていない環境では存在しないため、そのような環境においては実行時エラーとなる。（ms-api-xxx.dllなどのucrtは、KERNEL32.dllなどと同様にOSの一部として提供されるため問題なし）

解決案

1. VCRUNTIME140.dllおよびMSVCP140.dllを静的リンクする
2. VCRUNTIME140.dllおよびMSVCP140.dllに依存しないように作成する（≒ STL不使用）
3. VCRUNTIME140.dllおよびMSVCP140.dllを再配布する
4. インストーラーを設ける
5. 利用者に各自VC++再配布ランタイムパッケージを導入してもらうことにする

ライブラリ利用者、共同開発者の負担軽減のため、ライセンスをMITライセンスからCC0ライセンスへ変更する。

CMakeを利用したプロジェクトに変更し、libmebiusとの統合およびライブラリ利用者がよりlibmebiusを利用しやすいようにする。

問題点

• asmjit, asmtkはzlib licenseであり、動的リンクによる仕様に際しても著作権表示が必要になる可能性があり、利用を妨げる要因となり得る。（#4 も参照）
• アセンブル／ディスアセンブル機能としては既にZydisを導入しているため、不必要に依存を増やしているだけの可能性がある。

解決案

• 他のライセンスのライブラリにより代替する。
• Zydisの機能により代替する。