作成したパワーポイントのスライドを、削除、表示/非表示切り替え、ノート削除をすることができます。
- OS:Windows
- Microsoft PowerPoint
- .ppt/.pptx
Windows7 + PowerPoint 2010で動作確認をしています。
ただし.ppt
の場合、後述するように/o
オプションを明示する必要があります。
> git clone https://github.com/MATSUMOTO-Takashi/ppt_xfr.git
> cd ppt_xfr
> main.bat /f:config_example.json /o:output.pptx test.pptx
> main.bat /t:"test" /o:output.pptx test.pptx
実行時の書式:
main.bat [/f] [/o] 元ファイル
main.bat [/t] [/o] 元ファイル
実行時に以下のオプションを指定することができます。
指定したコンフィグファイルを使用します。
省略した場合config.json
を読み込みます。
スライドノートの1行目をタグとみなし、指定したタグと一致したスライドを削除します。
/t
を指定した場合、/f
のオプションは無視されます。
例えば、いくつかのスライドのノートの1行目にtest
と書いておき、スクリプト実行時に/t:"test"
とオプションを指定して実行することで、それらをまとめて削除することができます。
出力ファイルのファイル名を指定します。
省略した場合output.pptx
を出力します。
注意!:元ファイルが2007以前の.ppt
の場合、明示的に/o
を指定しないとエラーとなります。
ヘルプを表示します。
ex) config_example.json
{
"slide": {
"show": -1,
"hidden": [],
"del": [3, 5, 24]
},
"note": {
"del": -1
}
}
スライドショー時の表示設定です。
type: -1 or array
-1を設定すると全てのスライドに対して表示設定を行います。
指定したスライドのみ表示設定を行いたい場合は[1, 2, 3]
のように配列型を使用し、スライド番号を羅列してください。
slide.hidden
スライドショー時の非表示設定です。
type: array
指定したスライドの非表示設定をします。[1, 2, 3]
のように配列型を使用し、スライド番号を羅列してください。
slide.showとslide.hiddenで同じ番号が指定された場合、非表示状態となります。
スライドの削除をします。
type: array
指定したスライドを削除します。[1, 2, 3]
のように配列型を使用し、スライド番号を羅列してください。
ノートの削除をします。
type: -1 or array
-1を設定すると全てのスライドのノートを削除します。
指定したスライドのノートのみを削除したい場合は[1, 2, 3]
のように配列型を使用し、スライド番号を羅列してください。
スライドの削除は一連の操作の最後に実行されます。
よって、スライドの番号はパワーポイントを開いた際に振られているスライド番号をそのまま指定してください。