あなたの校正を手伝ってくれるライブラリ。
今まで、校正作業は主に編集のフェーズの作業でした。 これからは校正情報を編集者が作り、著者が執筆しながら自分で校正を行うようになります。
自分のライブラリに組み込んで使う場合。
$ npm install --save prh
コマンドラインツールとして使う場合。
$ npm install -g prh
基本的な書き方についてはmisc/prh.ymlを参照。
実用するための設定ファイルはmisc/techbooster.ymlをおすすめする。
WEB+DB PRESS用語統一ルールと wzeditor-word-rules-parserを参考にした、 misc/WEB+DB_PRESS.ymlも用意している。
テキストファイルであれば、どのようなファイルであっても処理対象にすることができます。
$ prh --help
Usage: prh [options] [command] [--] <files...>
Options:
--json rule set to json
--yaml rule set to parsed yaml
--rules <path> path to rule yaml file
-r, --replace replace input files
Commands:
init generate prh.yml
$ cat sample.md
# サンプルですよ
ウェッブではクッキーというものがあります。
$ prh sample.md
# サンプルですよ
WebではCookieというものがあります。
実際に利用する時は--replace
オプションを併用すると良い。
注意点として、prh単体の利用ではMarkdownやRe:VIEWなどのファイルの構造は考慮しない。
そのため、URLの一部が変換されてしまうなどの使いにくさがある。
実際に利用する際はprhが組み込まれている何らかのツールを介して使うのがよいだろう。
Atomのプラグインであるlanguage-reviewに組み込まれている。 エディタ上で執筆を行っていくと、自動的に校正候補が表示され、その結果を原稿に反映していくことができる。
azuさんが作成しているtextlintのプラグインとしてtextlint-rule-prhが作成されている。