C#でオセロアプリケーションを，CUIとGUIで実装します．

GUIはBlazorを利用してWEBブラウザアプリケーションとしてビルドします．

また，CIとしてGithub Actions使用してGithub Pagesにデプロイします.

※ BlazorとはJavascriptの代わりにC#とWebAssemblyを用いてブラウザアプリケーションを開発するフレームワークです．

Blazor 公式

https://le-nn.github.io/reversi-example/

Visual Studio でReversi.Blazorプロジェクトを起動 もしくはReversi.Blazorディレクトリをターミナルで開いて以下のコマンドを実行

dotnet run

開発用サーバーが起動するので、Consoleに表示されたURLへブラウザからアクセス

Visual Studio でReversi.ConsoleAppプロジェクトを起動 もしくはReversi.ConsoleAppディレクトリをターミナルで開いて以下のコマンドを実行

dotnet run

ReversiGameクラスがオセロゲームを提供します。

駒の配置などの入力はIInteractorインターフェースを実装したクラスをReversiGameクラスのコンストラクタに指定します． これによりUIの種類やプラットフォームに依存せず， また，ロジックを変更することなく、 拡張や利用をすることができます． ユーザーのインタラクションのみならず、NPCのAIなども実装することができます．

public interface IInteractor {
    string Name { get; }

    Task<Position> InputAsync(Board board, Piece turn);
}

入力が必要になるとInputAsyncが呼び出されるので、配置する場所を戻り値として返します。

利用と実装例

var player1 = new ConsoleInteractor("Player1");
var player2 = new ConsoleInteractor("Player2");
var game = new ReversiGame(player1, player2); 

class ConsoleInteractor : IInteractor {
    public string Name { get; }

    public ConsoleInteractor(string name) {
        this.Name = name;
    }

    public Task<Position> InputAsync(Board board, Piece turn) {
        // turnは現在のターンの駒の種類
        // boardは現在のボードの状態

        // ...
        // 駒を配置する処理
        // ...

        var position = new Position(..., ...); // 配置する位置

        return position;
    }
}

コンソールアプリの場合 ConsoleInteractor.cs

Blazorの場合 PlayerInteractor.cs