ここに置かれたファイル群は、Python チュートリアル(2.7系)に記載された対話形式でのプログラム実行例から、実行結果を削ってスクリプト部分だけを抜き出し、対話モードではなくファイルとして実行できるようにしたものです。
対話モードでは入力した内容が失われ、再入力が面倒だったりするので、一度ファイルに記載してから実行したいと思いました。そこで、対話形式のプログラム例からスクリプトを抜き出してファイルにしました。なお、対話モードでは、入力した式を評価した結果が表示されますが、コマンドプロンプトからファイルを実行した場合は式の評価結果が表示されないので、一部「print」文を追加しています。
また、ファイルを実行した際に、プログラム例の内容と実行結果が一緒に出力されるようにしています。この目的で、print_and_exec.py
というモジュールを作りました(数行ですが)。例として、次のように記載すると、スクリプトの内容と実行結果が出力されます。また、例外が発生する部分は、try_exec("実行スクリプト")
という形で書いておくと、そこで実行が止まらず、例外発生結果が出力されます。
# print_and_exec_example.py
# coding: UTF-8
from print_and_exec import *
print_and_exec(ur'''
"■コード例の説明"
"以下、Pythonのスクリプトを記載"
print "hello world"
try_exec('raise TypeError("Wrong type")')
''')
上記の実行結果は下記です。
===========================================================
【スクリプト】
"■コード例の説明"
"以下、Pythonのスクリプトを記載"
print "hello world"
try_exec('raise TypeError("Wrong type")')
【実行結果】
hello world
Error:TypeError('Wrong type',)
自分の学習用に取り纏めたものなので、一部のプログラム例は抜けていたりします。また、自分の理解を深めるために独自のプログラム例を加えたりしています(ch9のComplex classなど)。また、プログラム例で参照するファイルも追加しています(ファイル入出力、パッケージの部分など)。
ご参考まで。
Itsukara