Docker Hubなどのレジストリに置いてあります。イメージを自分のローカルマシンにpullすることによって、イメージを共有することができます。

pythonのイメージはこちらにある。

イメージにはタグがある。今回はpythonイメージの3.8.3を使用する。

https://hub.docker.com/layers/python/library/python/3.8.3/images/sha256-b8c37d821abb6d1bb4110bbad9368ae2da3b100a57ef14ed25ce5c1f6b79a2c9?context=explore

公開されているDockerイメージから新しくイメージを作成できる。

今回用意したDockerfileの内容

FROM python:3.8.3 # このイメージを元に新たなイメージを作成する

WORKDIR /flask_app # このディレクトリで作業するという命令
COPY requirements.txt requirements.txt # ローカルにあるファイルを/flask_app配下にコピー
RUN pip install -r requirements.txt # コマンド実行

アプリケーションの実行環境です。イメージをもとにコンテナを起動します。

コンテナを一括で構築、連携、管理することができる。docker-compose.ymlを共有することで同じ開発環境を共有することができる。

1. Dockerfileを用意するか、Docker Hubなどに置いてあるイメージを使用する。今回は、Dockerfileを使用します。
2. docker-compose.ymlを定義する
3. docker-compose upを実行する

今回用意したdocker-compose.ymlの内容

version: '3.8'

services:
  flask: # コンテナのサービス名。任意のもので構わない
    build: . # 同じディレクトリにあるDockerfileで作成されるイメージを使用してコンテナを起動する
    volumes:
      - type: bind # bindマウント。ホスト側（source）とコンテナ側（target）でディレクトリを共有する
        source: .
        target: /flask_app
    ports: # ホスト:コンテナのポート番号で、ポートを公開
      - "5000:5000"
    tty: true # コンテナ起動したままにする

1. docker-compose upを実行してコンテナが立ち上がったら、コンテナの中に入る（vscodeを使用すると楽）。
2. コンテナ内で、flask_appディレクトリに移動。
3. python hello.pyを実行して、flaskを起動。
4. http://localhost:5000 にブラウザからアクセス
5. Hello World! と表示されればOK